第13話「椿二輪」
画家心中事件の謎!
名画に隠された秘密とは…⁉
特命係が真相を明らかにする‼◇番組内容
右京と薫は“情熱の画家”牧村遼太郎の展覧会を訪問。男がナイフで油絵の『椿二輪』を切り裂く事件に遭遇する。『椿二輪』は遼太郎が自身と愛人を二輪の花に例えたといわれ、完成直後に心中を企てた曰く付きの遺作だった。心中相手は大宮アカネという女流画家で、彼女だけが一命をとりとめていた。しかし、遼太郎の妻・智子は、自分こそが『椿二輪』のモデルだと主張。元々、遼太郎の作品に心惹かれていた右京は捜査に乗り出す。
牧村遼太郎の椿二輪の絵画を盗んだ梅田剛だったがその数日後には同じ絵が出展される事を知って慌てて見に行ったら事件に遭遇したと。
椿二輪はどうやら本物だったけど牧村の奥さんは贋作であるにも関わらず猛烈に怒ってた話に違和感を覚えた右京さんであった。
で画伯の死は偽装、お芝居だった模様。演出は奥さんだった。
盗みに入ったアトリエで絵を盗み出した梅田はその日遺体を発見した模様。
奥さんは遺書見つけてたのね。だから心中に見せかけてた訳ね。薬師寺さんに協力してもらい大宮アカネを呼んで無理心中したかのように見せかけた訳か。
牧村さんは自身の才能に絶望して自殺したみたいだけど、大衆はその死の真相に関心があるからと無理心中によって画壇の評価が一変したと。だから登場人物全員が牧村さんの死を利用して評価を上げた訳やね。
あの切り裂き事件、小島がやった犯行も大衆評価を高めるためだったか。
でも人生を変えるために窃盗したって梅田の行動によって評価行動がガラっと意味を変えてしまったという皮肉か。