mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

大山淳子『猫弁と鉄の女』 雑感 偶然が重なり格安で新居を構える事になる世にも奇妙な話だった。

いや実は本書が初めてだったりする。たまたま猫弁というのが面白そうだなと手を取ったんだけどこれシリーズモノだったんだね。
問題はシーズン1もシーズン2であるこれもどの話から取っても楽しめるように作られてるとかで実際普通に面白くて楽しめた。
猫弁というペット訴訟で引き取り手のいないペットを弁護士事務所で一時的に預かってたらいつの間にかペット、特に猫を10匹以上常に事務所内で飼う奇特な弁護士がいるぞ!という所からそう名付けられたらしい弁護士百瀬太郎を取り巻く日常のあれこれを扱っていくみたいな話、本書はその一つだった。
ある出来事がきっかけでスギ花粉を減らそうよと杉伐採運動するようになったある女性とひょんな事から猫弁が関わった家の持ち主が実は親子でした、でも突然出奔してて娘の方は母親に捨てられたと思って憎んでたんだけど、どうやらそうじゃなくて父親が泣く泣く離婚に応じたという、結構複雑な裏事情があったってのが追々分かって来るんだけどそれはそれとして運動中に出会ったもりりんこと何代目か知らないけど森林蔵さんとの出会いを経て段々と杉伐採がスギ花粉を減らすものであるか考え直す時期にあって更にそのお母さんであるトモエさんのある出来事を通じて段々和解していくというか、トモエさん自身は記憶障害を持ってて娘との記憶もなくペットの記憶もなくといった塩梅だったけど、最後は森の中で一緒にシェアする生活を選んだ所記憶が戻り出して最後のページでは完全に記憶を取り戻してっていうスギのように綺麗な話だったわ。