mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

遠藤彩見『二人がいた食卓』 雑感 書評にどっちが悪いか分からんみたいな事書いてあったけど間違いなく不倫してた夫が悪いよね。

交際1年足らずのカップルが結婚を大いに推奨する会社に強引に勧められるままお試しのようにしてみた結婚が1年そこらでジェットコースターのようにスピード離婚に進んだ原因は何だったのかという話。旺介が独りよがりでクズだったわ。最後の最後にどうして泉さんの手料理を美味しいと褒めたのか彼の妹弥生さんの一言から判明したのがやるせない。結局料理が美味しくて好きだったんじゃなくて好物がチーズでチーズ料理ばっかり好きだったというだけで泉さんがどれだけ取り繕っても無意味だったなって。愛を語り合うまでには至らなかった新婚カップルのよくある光景なのかねえ。マンション住人とも繋がって仲良くなれたのに最後の最後まで仲良くなれずに喧嘩別れする形で去った千代田さんっておばあさんが二人の関係を上手い事突いてたね。夫婦じゃなかったら浮気された、じゃあ別れようって話なんだけど、そこへ特に仲良くさせて貰ってた義両親や義妹。特に義父は優しくしてくれたのに直後に亡くなってしまってやるせなさをどこに持って行ったらいいのかって所が難しいポイントだったかな。旺介は結局実父の死を皮切りに浮気というか不倫というかに走って鬱状態にあったのは同情するんだけど下半身クズで自身が有責だから離婚できなくてモラハラやろなぁ、それで泉さんを不倫相手のソノってクソ女と一緒に精神的に追い詰めていく様がまたきつかった。
好きになって貰うために好きでもない料理を頑張った結果離婚に至ったってのは嫌な話。これでも面白かったわ。