エイミーベス・マクナルティ…上田真紗子,ジェラルディン・ジェームズ…一柳みる,R・H・トムソン…浦山迅,ダリラ・ベラ…米倉希代子,コリーン・コスロ…堀越真己,エイメリック・ジェット・モンタズ…霧生晃司,【原作】L・M・モンゴメリ,【脚本】モイラ・ウォリー・ベケット,【演出】ヘレン・シェイバー
マリラからブローチを盗んだと責められ、孤児院に送り返されてしまったアン。マリラが間違いに気づき、マシューが急いでアンを追いかけるが、列車はすでに駅を出た後だった。マシューはなんの準備もないまま島を出て、孤児院がある海の向こうの町へ向かう。アンは孤児院に到着したが、中には入らず、翌朝、やってきた牛乳配達の馬車で最寄り駅まで送ってもらう。この間、マリラは家で、なかなか戻らない2人を心配していた。
家族のアレで来た、馬車にお菓子があるよ!と客引きしてる優し気なおじさん、乗らなくて良かった。あれは誘拐だよな。人さらいは当時多かったというしね。
エイブリーという牛乳配達屋さんに頼んでそのお手伝いをして少しでも時間を稼ごうとしてるのかな。牛乳配達をしていてご褒美貰えて良かったな。
でマシューは何をしてるのかというと、フェリーに乗ろうと質屋に形見の時計?を売ろうとしてアンらしき後ろ姿を見つけて走ったら貴族?の馬車に轢かれて脳震盪を起こして倒れてその後フェリー代を貰えたようですぐにアンの後を追いかけて行ったみたい。
マリラはアンの事で贖罪のつもりもあったんだろうな、ジェリー君?に朝ごはんを届けに来てた。
マシューとアンの意見衝突すげえな。思わず涙出たわ。私の娘だ!か。最近年取ったせいか涙腺が緩くなって仕方ない。マシューは引き留めようと躍起だったけどアンは周りが見えずに駅構内でお金稼いで親切なおじさんに助け求めたけど、私の娘だ!とその言葉を聞いた途端涙流して笑顔で飛びついて。でマシューとマリラのおうちへ帰って来たアン。相変わらずそっけないマリラだけど実はかなり気が動転しててそれどころじゃなかったよね。部屋はぶっきらぼうなりに綺麗に整えられててアンがいつ帰ってきてもいいようにと、マリラ自身も泣きそうな顔で。これは伝わらないかな。カスバートさんねえ。
不器用すぎるな、この兄妹は。でもマシューの気持ちはもう確かめたよな。マリラ自身は本人も気付かない程にアンを大切にしようと思い始めてる場面が何とも面白い。マシューが色々意見を言うたびにマリラもそれに応えるけど、なんかぎこちなくて面白いな。
ジェリー・ブートにマリラの様子を聞かなきゃ気付くことも出来なかったんだな。それよりもダイアナと再会した事が一番うれしいみたいだな。
大体ベッドの上に洋服とリボンが置いてあってアレで好意に気付かないアンは自分が意外と愛されてる事実に気付くべきだよなあ。今だったら発達言われてるよね、思い込み激しいし極端だし。アスペルガーっぽいな。
お茶会みたいな所へやってきたアンとマシュー、マリラ。凄い差別的な連中だな、周りが。ダイアナの両親まで酷い言い草で何かきっついな。
それでこてんぱんに孤児である事を馬鹿にされたアンはその場から逃げ出したけど、マリラはすぐに追いかけてついに和解。
流石に儀式のテーマは頭おかしいけどさ、血の儀式より木苺のジュースで乾杯が良いな。アン・シャーリーは今よりアン・シャーリー・カスバートになった。
オチのコーデリア付けたがるのワロタ。
アンがここまでおしゃべりでウザいのは孤児院でのイジメが原因だったのは前回分かったけどそれにしてもマリラは我慢強いわ。歳を取るとマシューとマリラがアンの突拍子もない妄想をよく聞き逃してくれてるよなと敬意を表したくなるな。