ここへきて駒パートが思わぬ展開になってきたな。
子供が頭痛薬をまた売りしてるという話で住職に話を聞きに行った際に銀だこでお馴染み堺の豪商今井宗久と知り合うフラグが立った。
信長は義昭を立てて上洛を果たし堺の港を手に入れようと考えてたからね。朝倉義景には無能のように報告をしていた十兵衛が信長には売り込むというこの辺から野心家の本性が垣間見えてきたな。
一方義昭はいよいよ上洛の準備を始める。義景によしなに伝えてくれと言伝を頼むのだけど、山崎さんの情報で義景が十兵衛を問い質す。ちょっと疑ってたけど蟻の話を持ち出すとやはり将軍の器ではないと。
阿君丸くんが来たお陰で山崎吉家さんが懸念してた上洛は回避されそうだな。何せチュー太郎こと嫡男が飼ってるネズミが逃げたのを全員で探すのを十兵衛はしっかり目撃した。義景はちょっとないかも?と思ったやろ。
それにしても明智光秀と無双とかBASARA、ノブヤボに抱いた有能なイメージと大分かけ離れてて驚くばかり。最初は大した事ないぞと言って義景の上洛の機会を潰したのは信長に上洛促そうとしてたからだと裏工作のためにわざと悪く言ってたのか思いきや蟻の話から実はとんでもない有能人物なのでは?と思い立って義景に義昭を将軍にすべきだと上訴したやろ。何かアレでえっ?もしかして光秀って結構アホというか天然というかこれまで抱いてた有能なイメージが脆くも崩れ去るようなそういう残念さが伝わる回だった。そりゃ無能な義輝をちょっと気に入られたってだけで神輿担ぎに加わってたもんな。意外と煽てられると周りが見えないんだろうな。だから三好三人衆に義輝が暗殺された時も細川が三好についたと知った時も何故じゃ!!!!って激高してたもんな。よく言えば将軍派なんだけど実際は無能な感じだな。多分義輝がかつて斎藤道三が麒麟を見つけろとか麒麟がくるとか言ったのと同じ事を言った事で共感してこの人ならと信じてしまったのが10年ニート暮らしに繋がったんだろうな。
しかも話を戻して朝倉義景は嫡男阿君丸君が後に夭折して一気に義昭を担ぐ気概を失って一乗谷に籠りがちになると聞くと光秀が信じて付いて行った上司が軒並み無能な感じで逆に部下になるのを徹底的に断った義龍は数年だけだったけど名君だし、信長も畿内に攻め込んだりして着々と天下人になろうとしてたのにまだ仕えなかった所を見ると光秀って意外と人を見る目がないよな。だから鳴かず飛ばずなんだろうな。だから光秀の活躍の歴史が後半部分ばかりが目立つのはそういう事なんだろうな。