エイミーベス・マクナルティ…上田真紗子,ジェラルディン・ジェームズ…一柳みる,R・H・トムソン…浦山迅,ダリラ・ベラ…米倉希代子,コリーン・コスロ…堀越真己,エイメリック・ジェット・モンタズ…霧生晃司,【原作】L・M・モンゴメリ,【脚本】モイラ・ウォリー・ベケット,【演出】ニキ・カーロ
マリラから養子として迎えるか判断するお試し期間を与えられたアン。しかし、さっそくマリラの友人レイチェルともめ事を起こしてしまう。マリラからレイチェルに謝るように言われたアンだが、自分は悪くないと拒否する。一方、アンは農場の手伝いに雇われた少年ジェリーにライバル心を燃やす。マリラとアンは近所のバリー家からお茶に招待される。アンがバリー家の娘ダイアナの友だちにふさわしいか、見きわめるというのだ。
まあレイチェル夫人ことリンドさんも悪かったよ、ちょっと言い過ぎ感はあった。でもマリラに対して忠告のつもりだったと思うけどね。何せ孤児院の子供に感情移入なんてしたらアレだし。
リンドさんには謝った方が良いよな。我慢を覚えろよ。アンはちょっと実直過ぎるしやっぱ発達やなあ。こう言い返して得はないからなぁ。マシューがアンをお気に入りみたいだからマリラも忖度してる感があるけども。しかし地下牢に閉じ込めたり食事を抜きにしたりといった拷問はマリラの本分ではないらしくてアンも冷静になったというのならマリラの気持ちを察してやれよとは思うな。まあここはマシューが説得せなアカンよな。してくれて良かった。アンはマリラのために怒ったのもあるんだろうな。マシューはその辺理解した上であえて謝るように急かすんじゃなくて食卓にいないと寂しいからと言ってしまうか。
リンドさんはアンに騙されてますよマジで。こいつ演技力抜群だわ。むしろリンドさんの方が大人だよな。リンドさんは更に赤毛の子がとび色の髪になる事を教えて終わり。希望持ててよかったな。てかこの演技の無駄のなさが却ってリンドさんを大人にしたんだろうな。
ジェリーさんって男の人普通に良い人っぽいのに何でアンは棘があるんだよ。大都会で大家族に囲まれて生活している。お試し期間の1週間大人しくしとけば良いのにどこへ行っても噛みつくなあ。役どころはフランス系移民で原作では馬鹿にされる役っぽい、ドラマオリジナルキャラらしいけどね。
ダイアナの父ウィリアムはアンを招待して彼女がダイアナの友達になれるか見極めたいと茶会へと。
でもアンは友達を恐れてる。孤児院では身寄りのない子供同士で陰湿ないじめが日常的に繰り返されてた。アンが友達と思ってたネズミも殺されちゃったのかな。それを羽交い絞めにされた上でネズミを振り翳す連中はクソいな。でダンマリなのね。
バリー夫人エリザさんはとてつもなくお上品。娘のダイアナはアンと同い年で更に妹ミニー・メイちゃん。
ダイアナと散歩道を一緒に歩いて想像力を使って夢を語るアン。永遠の友情を誓い合うのは良いけど、後の事を考えると・・・いや知らんけど。
マリラの大切なブローチのストールを勝手に頭にかぶってこれアカン奴だわ。
やっぱりブローチはなくなってた。
アンは想像を交えて答えたけど、マリラにしてみれば祖母と母の形見を無くされればそりゃな。
でもどうせ灯台下暗しってオチなんだろうな。
で実際その通りになって、でも泥棒呼ばわりして孤児院に送り返した手前まさかブローチはマリラ自身がポケットに入れてたのを後になって思い出して慌ててアンを追い掛けるんだよな。でも時既に遅く鉄道は孤児院のある駅に向かっていたという。アニメでもあったよね、確か。ここでのむやみやたらにアンを疑うのはダメだな的な話になって和解してお試し期間を超えて共に暮らすようになる話だったと思う。それにしてもこう疑われる事になった原因は紛れもなくアンにあるからこればかりはマリラに何故あの時アンを信じられなかったのかを問い詰める事は酷だし、マリラも思い出して慌てた様子で兄にアンを取り戻してきてって言う所の場面は何か凄い良かった。