美姫ちゃんももう2年生か。逡巡して回想していよいよ最終回って感じやね。
で2年は専攻ごとにクラス分けすることに、エミーと翠とはお別れ。クラス変わるだけだけど。
で春休み中に旅行しましょうってなったけどまずエミーはドイツへ帰省。翠は予てから応募してたコンペに落選も憧れのグラサンに渡米を促されて真剣に検討しようとする。
美姫ちゃんの心理描写辛すぎ。絵本じゃなくてボドゲのキャラを吹き替えてやってるけど、考えたらそういうのが美姫ちゃんの道筋だよな。図書館司書か保育士か教員にでもなれば子供に読み聞かせ出来るし独りぼっちにならないよね。
一人じゃないよと謎の催眠が始まったけど自問自答だよね。
そこから不在着信からずっと美姫ちゃんの事を探してくれてた綾ちゃんたちが田上たちからの連絡を受けて駆け付ける。そこからはもう尊いというほかない展開だったね。
それにしても最初は一人だったのがどんどん人と輪が広がっていって離れると思ったらタイトル回収。素敵なナカヨシエンドで胸いっぱいですよ。
振り返ってみると綺麗に終わったと思う。JCっぽい絵柄なのにライデンフィルムなんだよね。いやーずっと作画も綺麗でテンポも良くてシリアスパートを次話に引きずらなかったから存分に楽しめたな。水着回、お風呂、メイド喫茶とたった1年の設定だったのにやり切ったね。その上京都舞台にして結構おっとなった場所がちらほら出てきてゴリ押ししてる訳でもないからそこらへんに不快感もなくて。毎週楽しみなアニメだと2019年の秋アニメのカテゴリでは3本の指に入る。一つって決められないのは考えたら他にも面白い期待してる作品があるから、さいころ一つに決められないのはある意味では面白い選択だなと。正に綾ちゃんのなりたい夢が医者だったりカメラマンだったりという様々なものが語られたようにいくらでも夢とか希望とかを追求してもいいと思う。それにしても良いアニメだったな。王道のラストで満足だった。94点。