他校に来賓として呼ばれてしばらく帰って来れないスターオブスター四季先輩がいない今半ズボン冬沢を止められる奴はいないとか。半ズボンのくせになまいきだ。
辰己が柊先輩の手紙を読んでから?突然星谷をリーダーの一人と言ってみたりパフォーマーと断定付けたり若干不穏な空気なんだよね。同室で幼馴染の申渡だけ辰己の心情に気が付いてるんだろうな。星谷のパフォーマンスを見ていつ頃か拙いながらも華があって天使の翼が見えるようになった辰己。でも星谷は彼で辰己を見て負けられないと思ってるからこそ表現者になり得る訳で互いに切磋琢磨し合える友達そして好敵手として認め合ってるからこそじゃないのかなと。
それはそれとして最近辰己の奇行は何だろう。ジェラシーかな、それとも恋?まあ半ズボン冬沢と違ってセンチな感じがたまらんのよな。本人ポーカーフェイスな所は冬沢に似てるけども。と最近ホントに不満足で無理してる感じなのをチーム柊からだけでなく星谷や南條にも気遣われてしまう辰己。
イケメン申渡の思いがけない激励の言葉が辰己を突き動かしたね。半ズボンはさ、結局独りよがりなんだよな。といっても華桜会の名誉を重んじる保守的な人間。そういう人となりと相容れる関係じゃ無かった事で対立を深めた四季と違って申渡たちチーム柊はスターオブスターでありながら、華桜会らしくない所が星谷たち星屑を輝かせるきっかけになっていた。なればこそ、一度位我儘を貫いても良いじゃないかとは思うけどね。
という事で今回は仲間の後押しを受けた辰己が初めて我を貫いて星谷と競い合う宣言をする話。14人でやる以外にもやるんだろうな。冬沢も自分の思い通りに事が運んでいる事でまさかそれが仕組まれた事だというのは多分気付かないんだろうな。だから冬沢のアナウンスがあった時も星谷たち鳳漣両チームは驚きもしなかった。辰己が仕掛けた企てに14人全員が乗っかったという事でめっちゃ面白くなってきた。
辰己の星谷好き過ぎ問題はちゃんと最後まで解決して欲しいね。もう好き過ぎて星谷×辰己が如何に尊いものか毎度思わせる。半ズボンと違って闇落ちしないとホント最後まで完璧な好敵手として接してる分辰己に全く嫌悪感がないって今までのライバルキャラが霞む程素晴らしいね。挙句に本人をして星谷を見下してた風であった事を反省して改めてライバル宣言するっていう、もう凄いわ。辰己の星谷愛がヤバい。ヤバすぎる。
本作は、厳密にはホモアニメじゃないのに百合用語である“尊い”という言葉が何度も脳裏をよぎるのでもうこれは確実ですわ。てかこの様を見てると半ズボン冬沢亮ってマジで何なの?あいつメッチャ小物やん。自分の欲望に忠実になれ!ってアドバイスは辰己にとっては最適だけど、冬沢は独善的だから誰も付いて来ないんだよな。一方辰己はずっと協調性を重んじつつ・・・という前提があるからチーム柊も鳳・漣も皆賛同してくれてる。その対比というか差があるよな。所詮は半ズボン冬沢なんだよな。