告白的な展開が一時中断して和紗の知らないところで菅原氏と泉君がランデブーしていくさまを見てホントマジでどうなるかと思ったね。
ともあれ今度はとつと思っていたら、まず曽根崎女史が公のキャンプファイヤーの場で天城君に告白して無事に成就。続いて菅原氏を見て和紗への気持ちを改めて想った泉君による告白で和紗もまた気持ちが救われる。Cパートでは菅原氏も覚悟を決めて三枝氏に一歩前に進んだ気持ちを伝えた(ただ失恋という言葉は泉君に対してなのか幼女趣味で決して届く事のない三枝氏に向けたものなのかは不明、次回以降に解決を求める)。そういった場面が素敵で三者三様で面白かったし中々素敵な展開だった。背景も綺麗だったな。撮影も映画を見てるような感覚だったし、最後の手を繋いでネオンを眺めるような演出も綺麗だった。やっぱマリー脚本だとここって所で打ち上げ花火のように怒涛の台詞ラッシュと後塵を拝させない完全昇華を徹底的に消化させてくなあと、恋愛文学的手法を惜しみなく発揮させたのは流石としか言いようがない。原作の良い所を上手い事演出したなというか。これは監督の見せ方というかどういう道筋を示したかという力量が試された回だったと思う。それを上手く料理出来たからこそ賞賛を送るんだけどね。
次回、いい最終回だった過ぎるのにまだ続くんだよな。破局とかすれ違いはなしにして欲しい。いや頼むよ。マリーだから無用な昼ドラ展開がありそうで今から戦々恐々としてる自分がいる。