要旨
今年は全体的に小粒だったというか、一般アニメでは作画崩壊が日常的になりつつある程
アニメ業界全体がお寒い時期に入ってる状況でエロアニメ業界もまた、厳しい状況か最近はアームスに続けと言わんばかりに
パッショーネ(去年)やニュージェネ(中森など)などが一般アニメに参入するなどの動きが見られた。
ちなみに僧侶枠と呼ばれる、5分~10分の15禁アニメ枠があってそちらに早川ナオミや荒木英樹などといったエロアニメ界の重鎮がメガホンを執る様な事もあって、昨今はどちらかというと一般アニメの方に比重が置かれ出してるのかなと思ったり。
以下18禁的な内容を含む可能性があるので(いつも言ってますけどまあそういう事なのでひとつ)。
今年のエロアニメをざっと総括。
そんな訳で今年のエロアニメの話です。
今年は濡れ透けJ○雨宿りレ×プとか放課後の優等生など、インモーションコミックと称される、原作漫画に色付けしたものをgif化させたようなものが一般化しつつあるように思いました。今年のクインビ作品では去年から続くシリーズの一求乳魂なんかは中々にえっちだった言えるでしょうね。ただ、中でも群を抜いていたのは放課後の優等生かなという印象です。とりわけ1巻は原作のイメージを損なわず丁寧にgifしてたのが良かったですね。濡れ透けはせるふぃっしゅの方で出ているものもありますが、こちらは多分雷火剣監督によるものではないかと。今年初めに発売した裏・受胎島などのぬるぬるテカテカ膣内射精描写がワンパ膣壁などが描かれない所へ白濁液がどぴゅっと漏れ出る様な演出が特徴的な監督作品でも濡れ透けは割とその辺がマシだったので結構使えるのではという印象でした。
一方エイワンシー系列から待望の新作だった黒獣はその劣化振りが話題になりました。魔人ブランドで最も人気のあるシリーズ最新作だったのですが、『戦慄の乱交劇 高潔な姫騎士の白い柔肌に食い込むのは、怒張した切先 編』は前日譚的な内容から本作でお馴染みに屈服させて凌辱するといった醍醐味がすっぽり抜け落ちててしかも作画が完全に同系列のPoROの様になってしまっていて非常に残念な内容になっていました。今月発売の『驚愕の陰惨劇 清楚可憐な幼き姫が虜になったのは、黒光りした生殖器 編』では姫騎士アリシアをこれまでもかと屈服させる内容で出来自体は中々良かったのですが大臣との行為では初めての筈なのに破瓜シーンが割愛されしかも体位が意味不明でした。何故顔を見ずに、あるいはバックで無理矢理中出しするという体勢を取らなかったのか、もはや処女喪失→ヒロインの苦痛に喘いだ所へ絶望の中出しという流れが否定されたような気がして酷く落胆したものです。そして公式は幼姫であるプリムを凌辱するといった声明を出してたように思いますけどあったのは尿排泄シーンのみ。これでは騙されたと思っても仕方ないですね。しかも例によってPoRO化してたのがアレでした。当のPoROも最近は30分詐欺、15分詐欺を敢行していて例えば続巻であれば前回のあらすじがあってもアレかなと思えるのですが、新シリーズで初っ端から文字によるあらすじが3分から5分ほどあってEDもあるので実質10分の内容だったこともざらにあって、更に鬼父からの伝統であるぱんつをズラして即挿入という、何故かヒロインは処女なのに全員思いっ切り濡れてたり心の声が毎回同じ声優さんを使い回す為に同じような台詞回しだったりしてここまで芸のないアニメを作れてしまう現在のPoROに失望を隠せませんでした。というより鈴木みら乃もそうなのですが、同じ作画で似たような射精シーン、似たようなキャラクターが似たような媚びを売って似たような服従エンドでホワイトアウトするのでもう何かやる気ないのかなと見る事さえ辞めようかと思える金太郎飴の様な形態に、昨今のエロアニメ業界の低予算ぶりが伺えて中々興味深かったりします。
2018年ベストエロアニメ
ベストエロアニメ、これ大分迷ったんですが、メリージェーンの『君想ふ恋 第1話志は高く高く』とします。
内容も大変丁寧で良かったのですが、メリージェーンでは地雷ブランドと言われてきたニュージェネから急に非常に丁寧な内容の作品が二作続いた事が一番大きいかなというのと、今年は前述したように小粒だった為、次点はその中でも良かったのが何作かあったので以下に書いて行こうと思います。
内容については、別エントリの通りです。
君想ふ恋 第1話 雑感 体位が変わる度に太ももやお腹、おっぱいの偏ったり潰れたりが凝ってて良かった。 - mouseionのブログ←これです。
OPから意識高いので必見というべきですか。キャラデザは原作からやや離れていますがそれが却っていやらしさとか艶っぽさが滲んで大変良い塩梅になっていたと個人的に思います。
次点
『ボクと彼女(ナース)の研修日誌 THE ANIMATION』『添いカノ~ぎゅっと抱きしめて~ THE ANIMATION』『おやすみせっくす 第1話 妹の肌に触れた初めての夜』『放課後の優等生 1』『ツンえむ! ~ぎゅっと縛って指導して~ THE ANIMATION』『リアルエロゲシチュエーション! THE ANIMATION』『OVA裏・受胎島 #2 赤ちゃんできるまで抜かないで…』『巨乳ドスケベ学園 上巻乙女クラブの秘密』(順不同)の8点とします。いずれも良かったですね。濡れ透けレイプはその後も含めて原作もモーションの方も好きでせるふぃっしゅ版も勿論好きなのですが、アニメーションで見た時ちょっと某監督の性癖が強すぎて微妙に合ってないのかなという感想です。実用性は高いのですが、高いからと言って何度も使えるでもない感じです。同様にメリジェンの『ヴィーナスブラッド-ブレイヴ 第1話紅き月下にうごめく触手たち』は前年度覇者の虜の鎖スタッフでお送りする次回作だったのですが、如何せん触手マニアではないので今回は選外という事にしました。ただ、触手中出しから産卵シーンは中々見応えがあるので中々オススメだったりします。
まとめ
2018年のエロアニメは正直言って全体的に小粒感が否めなかったです。毎月楽しみにしてDL版とかレンタルとかやるんですけど、どうも最近おっさんになった関係か性欲が沸かない日も増えて来ていよいよオナニーライフから卒業しないといけなくなりそうな今日この頃です。出来るだけ良作を提供していきたいですけど、如何せんこれと思ったものが賢者になった後別にこれでもないなと思い直したり、逆にその時の評価では大した事がなくて使い続けてる愛着が沸いてこれだ、という事になる事もあります。例えば虜の鎖上巻がそうでした。次点には挙げませんでしたが、Tiny Evil や夢魔の街コルネリカも中々の佳作でした。
来年も良作に巡り合えればいいのですが、中々そうはいかないものです。エロアニメのアニメーターさんが挙って一般アニメの方に進出して戻ってこないというのがある、というのもありますが、アニメが原作枯渇しててんてこまいな様にエロアニメも出尽くした感があるためでしょうか。また、モーションコミック系の台頭やフルCGエロアニメでハイクオリティーなものも出てきた事による深刻な客離れなんかもあるかもしれません。せるふぃっしゅさんの作品で監督別売上というのが某所に挙がってるのですが、意外にも一番出来が良さそうな濡れ透けがあんまり売れていなくて作画が時折怪しいリリテイルズなどがかなり売れているというのもあってよく分からない事になってたり。
監督も同じ人がメガホンを執るケースも珍しくなく、今年は雷火剣イヤーというべきか、ほぼその月の作品が雷火剣監督作品だらけだったという事もありました。深刻な人材不足が叫ばれてますね。その雷火剣でさえ、かつては恋糸記念日とか相思相愛ノートといった名作を演出した事で知られてましたが、流石にワンパターンが過ぎるというので少々飽きがあったのは否めません。
まあ、そこまで深く考えなくても良いのではと思う事にします。だって来年も新年からエロいのありますからね、きっと。それを心待ちにしていこうと思います。