ユリシーズの説明がまずないから何がどう、何の目的で何をする話なのかが全然見えて来ない。
その上主人公はハーメルンみたいなヤミ帽みたいな恰好しといて何が錬金術士だよ笑わせんな。
キスシーンで糸引く演出は嫌いじゃないけどそういう所を映したいのか?ともかく妖精さんの死も全く悲壮感なくて演出が悪いのかそもそも原作に問題があるのか判断付き兼ねるけど、少なくとも本作はつまらない部類に入る。板垣伸って十中八九ハズレを引く傾向にあるけど、強原作とされたベン・トーが酷評される原因がアニオリ展開を入れたがる癖のせいらしいからもしかしたらユリシーズでもやらかしてるか、これからやらかすのかもしれないな。ベルセルクはもう慣れたけどあれも無為にフルCGとかにする必要はなかったもんな。OPの演出構成は非常に巧い監督だけど話作りはもっとちゃんとした脚本を入れた方が良いんじゃないかなと思う。
しかし本作キャラデザガチャ大当たりだったのに絵だけ良くても話がつまらんのが惜しい、実に惜しい。