有栖川有栖や北村薫など他作家と共に執筆されたと思われる短編アンソロジーの一つ。
基本的にはマロンの5匹いる子供の一匹の視点から描かれてる。誰とは言わない。殆ど忘れてるから(苦笑)。
湊かなえ(おばやん)とその旦那さん(ほたん)、そして息子のター君の様子も描きつつ、マロンの少ない人生を描き切ったのかな。面白かったけど、エッセイのそれと違って出会いから別れまで淡々と描いてたので感情移入をしようもなかった。ほたん、後半の旦那さんの猫愛には正直このツンデレ屋さんめと思った。
有栖川以下作家さんの短編集は機会があれば読もうかな。