今回はつくづくメロドラマ調だったんだが、やっぱり裏があったんだな。
シャリオスとニーナは部下に監視状態の中で行われてて、妾の子だった事から差別意識がとんでもなく強かった部下らに扇動される形で悪魔を虐げてたのかも知れんなと思えてくる。悪魔の子供たちとは素顔のシャリオスで臨み遊んでたのを見ると本来は偏見とかそういうのを持ち合わせない自然体が持ち味だったのだろうと思う。けれどそれでは部下や民が付いて来ないので偽りの王様を演じてた、なら面白いんだけどな。
竜族であるニーナとは身分差を超えた関係になったのは彼が大事なお守り?(母の形見?)をニーナに授けた所を見ても明らかだし、誰にも見られない所まで行って抱擁と接吻と凄くロマンチックな流れを演出したのも本当にニーナを想っての事だろうと好意的に認識してる。でなければ、明らかな偏見持ちの部下(コイツが黒幕の一人にしか見えない)の監視をわざわざ逃れようとするのは変だしね。そうはいってもそれもこれも見せかけでした、なら最後の決意というか覚悟の目をしないから真実なんだろうと思う事にする。
それにしても神や悪魔を敵に回してまで一体何をしたいんだろうな、シャリオスは。個人的に母親が元神の使徒(天使)もしくは高位魔族でしたならドラマチックなんだけど、普通に侍女の一人だったんだろう。その辺はおいおい分かれば良いけど、今回でシャリオスの出自については語られ済みなのでこれでおしまいかもしれない。考察もう少しする必要あるなあ。