人は髪型で印象が変わるというけど、千夏の場合髪がロングだったらワンチャンあったと思う。
唐突にマリッジブルーに入る嫁の図。結局涙の意味は分からずじまい。小太郎が自分が遠距離になる事を悲しんでるのに、親友の告白については何も言わないから悲しい。みたいな、それはただ小太郎がもうすぐ別れる茜を気遣って普段通りしてただけの事。まあ、それはあの後なろう小説を読んでから判明するんですが。
名画101回目のプロポーズのワンシーン“僕は死にましぇ~ん”みたいな図。“あなたの事が、あなたの事が、ちゅきだからっ!!”的なアレ。武田哲矢のそれでなく、昔、めちゃイケが台湾とコンフェデやった時に最後のネタ見せでナイナイ岡村が見せたネタに似てる。
そして、気が付けば大団円。ちゃっかし子作りしちゃってる点も見逃せない。結局平坦だった。千夏は最後一矢報いたけど、拓海は動かないままだったし(多分光明落ちたんだろうけど)、また千夏は告白したけど私たち親友だよね?という忖度を求めるライン送ってきて軽く頭沸いてんのかと思ったけど、何となくこの辺が軽すぎるけど、本作が現代を舞台にした恋愛アニメだという事をうっかり忘れてしまう程に不快な仲間関係のある作品だった。
思い返せば、宮本心咲を筆頭とするスクールカースト女子上位の囲い込みのウザさは半端無かったもんな。別にプライベートでも仲が良い訳でもないのに、私たちズットモだよね?って念押す所とか凄く不快だったわ。
可愛いからって許されるものじゃないでしょ、そこはと。
恋愛のカタチもアレだったけど、友達のカタチが凄く気色悪かった。なに、今のLINEとかインスタやる女の子って皆こんななの?反吐が出ちまうぜ。