mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

ダウントン・アビー6 華麗なる英国貴族の館 第8話 雑感 姉妹の絆を優先した二人を祝福するダウントンの人々。

イーディスが大人になってメアリーを許した。それはメアリーがイーディスも認めるヘンリーとの結婚を遂に承諾したからなのはほぼ間違いない。そしてカサンドラジョーンズことスプラットさんと何らかの話をしたのかもしれない。トムを通じてメアリーとイーディスが仲直りしたのは良かった。トムのお礼参りとばかりにシビル(シビル・ブランソン)の墓を愛娘らとお参りに行ったイーディスの顔はそこはかとなく晴れやかに見えた。
今週は濃厚過ぎる回だった。聞けば今回が英国での本当の最終回だったらしい。
個人的には時には互いを憎しみ合い罵り合いそして二人の醜聞を互いにぶつけあった。それでも大人になる事が出来たのはバイオレットやトムを始めとしたダウントンの人々の心があってこそだった。本当に素晴らしい脚本だった。トムはシビルの死から立ち直って、またメアリーはマシューの死から立ち直り、イーディスは数々の恋愛を経て巡り合った男性の死とそれに代わる新たな男性との確執に苦しめられる事になったけど、次回予告を見る限りでは、どうやらヘクサム卿ことバーティさんが母親と縁を切ってでも籍を持ちたいという態度でイーディスの前に現れたのを見て気持ちは幾分安らかになった。
何事も自分から前に一歩踏み出て誰かと思いをぶつけ合って解決するのを信条としてきたかのように、モールズリーさんやパットモアさん、バクスターやアンナといった人たちが遂に念願を叶えて来たけども、自殺未遂をしたトーマスもまた長年の夢を成就させる時が来るのかもしれない。カーソンやロバートの仕打ちにも耐えて糸がぷつりと途切れてしまったとはいえど、献身的なジョージらの事もあって何とか快心出来そうで何よりだと思う。
もうこれ以上は皆問題を起こさないで欲しいところ。皆で互いの身分も関係なく話し合う事ができれば、もう少し空気の違った生活もできるんだろうけど、そこは時代変遷に任せるよりないだろうな。


まあ今度は脚本が凄く良く出来ていた。感動して涙出たわ。次回以降はクリスマススペシャルとの事。期待して止まない。