mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

ルーベンスは大した画家ではないと美術を学ぶ人達はいう。

ルーベンスといえば世界的画家の一人で、アニメが好きな人にとってはフランダースの犬で主人公ネロが最期のひとときをルーベンスの絵の前で過ごした事でも知られる、と思う。
そんな偉大な画家だけど、美術の先生だった母曰く、ルーベンスは大した画家ではないと言っていた。
その証拠になるかは不明だけど、この間Qさまで美術学生が選ぶ偉大な美術系アーティストのTOP100にも彼の名前はなかったので、恐らく日本でも共通認識として、ルーベンスは大した画家ではないのだろう。
そこそこ知られた画家としては有名だけど、画風はそれほど関心を惹かれないのだと思われる。
僕の中でのルーベンスは絵よりも影響を受けた人達が自作の中で彼を崇拝する描写はあっても、彼を素のままで称賛するという所を見た事がない。きっと凄い画家だったに違いないけど、今となってはムンクとかピカソの絵に数十億、100何億って値が付いていてもルーベンスは数千万円程度の価値しかないのだろうと、最高額が2千万弱の葛飾北斎を見てて思った。
美術を学ぶ人達にとってルーベンスはその程度の価値しか持たない人なのだろう。世間は冷たいのだ。それこそネロが寒空の氷の様に冷たい中で見た絵の様に気持ちが温まる光景を夢見て凍死するように、夢は夢でしかない事をルーベンスは肌で教えてくれている。そう思えてならない。
かわいそうなルーベンスは今日も寒空のどこかで美大生にもそっぽを向かれる寂しい絵を晒し続けているのだろうか。