ひなたちゃんの泣き顔見てて、ほろっと昔を思い出した。
以下少し個人的な話が入ります。
泣き方はくしゃくしゃで拙いけど*1、王道だなーとか思いつつも親の死に目に会えなかった事を軽く後悔してる自分を重ねてしまう。
今回送り火だし、妹ももちゃんの世話をしながら気丈に振る舞ってたけど、実際は泣きたくて仕方なかったって所だな。俺は自分の親父が亡くなった時殆ど泣けなかったな。病院の隔離棟で苦しそうな父親を見て可哀想だな、楽になればいいのにって思ってたからな。親父はずっと俺を気に掛けてくれてたけど、最後はそのまま苦しみ抜いて死んだらしい。肺がんやべえなとか殆ど他人事だった。葬儀で子煩悩だったと聞いて何か心の中が騒いだ。確かに面倒見が良かったなと。思い出せば父親らしい事を今まで受けて来ていたのにそのありがたみを感じたのは入院したり亡くなってから。こうなると涙が止まらなくなる衝動に駆られがちだけど、普通じゃない俺はただ親父と飯を食いに行った時の事ばかり思い浮かぶ。若い時活動家だったらしい父親との政治談議も思い出すし、毎月末の朝生テレビでの雑談も好きだった。ともかく父親を思い出すと父親と過ごした時間を愛おしく感じる物だなと、ひなたちゃんに感情移入しちゃったなという話。
湿っぽくなったので最後に桐山君のひなたちゃんに対する同情とか優しさを貼ってお別れする。
まあ、なんだ。今回は中々泣き顔ってのは素敵なもんだ。ひなたちゃんの泣き顔を見て思わずノスタルジーな気持ちになった、ただそれだけさ。
*1:作画は良いがそういう意味で無い