読書
娘さんが3歳の時に外国人の奥さんと死別した和食レストランのコックが主人公で娘メグちゃんがお母さん不在で夜泣きで毎晩グズっててそのせいでずっとイライラしっぱなしでついに暴力を振るってしまうんだけどこの時親友の瑛二さんがいてくれた事がどれだけこ…
三章あってショコラがニューハーフのキャバクラの話かな。今ならトランスジェンダーっていうアレ。バブル崩壊から色々あって足繁く通ってたショーパブも見切りを付けたけどある時支度してたクラブのママが飛んだと知人から聞かされて後悔する話で最初はふわ…
乙一先生っておそ松さんのアンソロジーでも書いてたんかな。 書き下ろしも特になかった気がするし2016~2020年か21年位のを単行本化したって感じで。 トト子ちゃんの話やね。そこに犯人のイヤミさんを捕まえるためにおそ松兄弟が手助けしてくれるみたいな。 …
今回も面白かった。 公孫龍が沙丘の乱を経て趙の信頼を得て更に燕でも隗より始めよでお馴染み郭隗先生との知己から名君昭王に仕える民間の商人として斉や魏などの諸国を渡り歩くという内容でその中で巻一や今回の趙武霊王を餓死させた乱で敵対した衆人の残党…
シリーズモノの第二弾で前作はブロードキャストだったかな。 下手なりにかいつまんで言うと、ラジオとかテレビとかといった媒体を通じて高校生らしさを伝えるコンテストがあってそれをやる部活が放送部でその放送部にひょんな事から中学陸上で名を馳せたもの…
いや実は本書が初めてだったりする。たまたま猫弁というのが面白そうだなと手を取ったんだけどこれシリーズモノだったんだね。 問題はシーズン1もシーズン2であるこれもどの話から取っても楽しめるように作られてるとかで実際普通に面白くて楽しめた。 猫弁…
鍾繇は宮城谷先生のお気に入りなのかな。 以前読んだ三国志の名臣列伝にも出てたような気がする。 気がしただけで違ってた。多分似通った人がいたんじゃないかなと思う事にした。 それはそうと今回の魏篇の登場人物はあんまり曹操時代の名臣というよりはその…
読んでて最初何の事かと思ってたら段々その正体が見えて来た。 問題の所在はある中学校内に蔓延る派閥か、悪意の正体はどこにあるのか。 教育長が犯人っぽいよね。これ別にミステリーでもサスペンスでもなくて本書の紹介では私小説という括りで。 筆者の経歴…
そう決め付けてしまうのは仕方ないと思う。 ましてや児童ポルノ、それもゲイセクシャルな領分なら尚の事。 群像劇というかオムニバスというか、何章に分けられるものでもなかったけど思い詰めて何かではなかった。 児童ポルノ所持が児童買春から芋づる式にっ…
宮城谷先生が董卓をべた褒めしてて草だった。でも董卓で責められる部分は恐らく董卓銭だろうしね。董卓銭の鋳造は当時の後漢王朝の経済事情がインフレで物価が高くなりすぎてたから正常化させようと試みた董卓の政治手腕が成した経済政策であったんだけど思…
つまり半分くらいはファンタジーだった。ミステリーというよりはサスペンスに近いかな。犯人は菅谷栄一社長と男女いや男男の関係にあった奴だった。凱斗っていうんだけどさw 最初に殺された被害者浜辺友介が偽名で15年前に殺された19歳の少女みんみと呼ばれ…
題名の通り四日市にまつわる事件といえば四大公害の一つである四日市ぜんそくだが、それを当事者企業に勤める立場の人とその家族の想いが物語の中心だったと思う。 主人公の幸吉が三菱化学の前身である会社に勤めててそこで昇格試験を受けないか?と打診を受…
やっぱりこういうのを小説化するのが得意なんだろうね。めっちゃ面白かった。 大体5時間弱あれば読了出来ると思う。いや早い人は3時間も掛からないんじゃないかな。 時代は戦国時代の周王朝の頃。周の王子が後継争いの陰謀に巻き込まれて燕へ人質として向か…
相変わらず面白くて相変わらず最初の勢いが怒涛でそれが後半になると段々緩やかになるのが先生の特徴だけど 今回はそうじゃなかったね。 魯で起きた国家を揺るがす大事件から10数年間衛や楚、陳などに亡命して再起を図ろうとするんだけど中々時節に恵まれず…
おもっくそバレあり。あと九州の方言がやばすぎて誤植に見える場面がちらほらあって困惑した。 でも読みやすかった。400ページ位あったけど5,6時間掛ければ何とか読めるかも。
交際1年足らずのカップルが結婚を大いに推奨する会社に強引に勧められるままお試しのようにしてみた結婚が1年そこらでジェットコースターのようにスピード離婚に進んだ原因は何だったのかという話。旺介が独りよがりでクズだったわ。最後の最後にどうして泉…
健常者だった人が突然障がい者になり耳が聞こえなくなって世界が180度変わってしまった、それが普通の女子高生だったらという話。 最初は突然の出来事に混乱して家族に当たったり友人や恋人に隠そうと必死だった由香ちゃんが生涯を通して好きだったダンスの…
常勝大名だった武田信玄を信濃争奪において三度も打ち負かした村上義清の話は某ノブヤボプレイ動画から知った口だけど村上って結構過少評価されてるよねって。 その点のこの本では過ちを認めつつその武勇で信玄をへこませた武人虫の武人だという事を紹介して…
カドカワ読書タイム編。 結構面白かったね。何ならカクヨムで読んだら良いっぽい。 炎上の奴とネットストーカーの奴は特に好きかな。 アノニマスって香取慎吾主演のSNSの炎上をテーマにした刑事ドラマがあるんだけどこれにちょっと該当しそうなのがあるよね…
・理想の男 四十路まで見合いを断り続けた女性がイケメン彼氏にこっぴどく振られる所から始まる。何とか結婚せねば!という想いから地元の有名紹介所へ行きそこで一人で切り盛りする女性社長の紹介である一人のイケメン男性がデートする事になった。 非常に…
ページ数多くて驚いた。400ページ近くあるよね。 今年の5月末くらいまで朝日新聞で連載してた奴を加筆修正したらしい。 映画監督を目指す主人公が二人いてそれぞれが大人の世界に足を踏み込んで挫折を味わいながら昔を思い出して前に進んでいこうという有体…
幼馴染だったけど最近疎遠気味だった人気者の織田に誘われて趣味が動画編集の主人公の松尾が高校生ユーチューバーとして様々な仲間と巡り会って活動していくというもの。 坂上って表紙の真ん中だと思うけど結構いかつい顔つきで無条件に悪そうだと思ってたら…
湊かなえの小説って十中八九山岳部とか登山部が出て来るというか山の話大体出て来るよね。 もちろん全部が全部じゃないんだけど、前にTBSのドラマでコーヒーを持って行ってというコーヒー好きの人の話があったけど、あれも確か山奥かな登山する話だった気が…
オリエンタルカレーの話から当時のレトルトカレー、昔だと即席カレーっていうのかな。 その話題の中でモナカカレーなる、“栗みたいな格好したモナカにルーが詰まっている(テレビ男/p-108)”という文を見つけてそんなけったいなものが当時流行してたのかと感動…
現実的にはどうなんだろ。 目の前でちらつく華やかな正社員の世界に今一歩足を踏み出そうとする自分と今のまま腐れ縁のような生まれた時から対のような関係の優しい彼女と貧乏なリアルから抜け出そうともがいたはずが弱さを肯定して強くなったらもう正社員を…
2019年9月2日の作品ね。 最近湊かなえを読んでなかったのにこの間直木賞にノミネートされたのを思い出して久し振りに読むかと読んだなかった所からとなると落日からかなと思って。 最新作のカケラはまだ読んでないけど、落日を先にと。この人の作品って殆ど…
湖底の城 九巻 92点 とはいっても范蠡はどちらかというと其子になった、という方が分かり易いかな。 ただ宮城谷先生がわざわざ比干と共に比較した忠賢として微子啓を挙げたのであえて范蠡を彼に準えた。 相変わらず一巻から続けて読んでいくと最終巻の手前ま…
ある一人の中年男性と(催眠)の出会いが夏目ちゃんを変えたって話。 最初は自分を変えたくて催眠療法、いわゆるリーディング(心理学の一つ)をやるんだけど 段々周りを変えて行きたいと思うようになって自然とムーブメントが完成されていって皆の成績がぐんと…
いつもと異なる湊かなえの学園青春物。いやこの人いつも殺人だったり欺瞞とか虚構とか人格破綻とか好きじゃん。 まさかこんな素敵な物語書けるとは思わなかったんですよ。で最初冒頭でお腹いっぱいだった。その後しばらくしてコミカライズが連載されて読んで…
初恋、チヨ子は続きモノだったな。 面白かったのはさくら日和からタクシーの中で、超耐水性日焼け止め開発の顛末、冷凍みかん。 他の作品も面白そうだったけど、特に中盤のSF系がちょっと合わなかった。 後半はミステリー要素が出てきてて面白かったのは確か…