mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

湊かなえ『山猫珈琲 上巻』 雑感 10の内1は実家のこと、2は観光旅行について、3はトンガの話、残り4は食べ物の話。

  • 感想

普通に、というのは本当に小説でも読んでる様な、ここで短編の短編、星新一ショートショートを更に短くしたようなものが何十種類もある感じかな。
「女子会」の勘違いは特に面白かったな。後は三種の神器。ここでは夫婦が長続きする鉄則として「聞き流す」「やり過ごす」「なかったことにする」の三つだけど、これすごく重要だと思う。
あとは、鱧(はも)の話。淡路島の話。氏の映像化の話など。特に淡路島の鯛そうめんと玉ねぎをふんだんに使ったハンバーガー、鱧の卵とじは良かったな。淡路島といえば、玉ねぎしかイメージがなかったので意外だった。ちなみにそうめんは揖保の糸一択です。手延べや三輪そうめんは口に合わないです。特に三輪そうめんは高い奴は美味しいけど安い奴しか手に入らない、否安い奴が手に取り易いのではい。関係ないけど、母方の実家は老舗素麺屋だった(過去形)そうなので、実は素麺に縁があります。


  • まとめ

いつだったか朝井リョウのエッセイも読んだ事があって、その中身、内容の充実さに舌を巻いたものだった。しかし、作家というものはいくらか出会いがあって、更に何らかの事件や問題に遭遇するような人じゃないと、その出来事を軸に小説なんて書けないのだろうと思った。すなわち就活を実体験したから『何者』を書いたのだろうと。湊かなえもまた趣味が登山らしく結果、『山女日記』、学生時代の被災を元に『絶唱』など必ず元になった体験がある事が分かる。それを思い出しながら実はこういったハプニングもありましたというのがこのエッセイ(殆ど小説)なのではないかと思う。下巻も楽しみだ(図書館予約待ち)。



あと関係ない私事ですが、例の学園問題から買うのを控えていた森永製品、今日から買う事にしました。理由はこの本書を読んだからです。好き嫌いは駄目ですね。でもチョコボールは買いません。多分、純ココアを買う予定。あれとゴールドブレンドを混ぜたモカコーヒーは結構美味しいんですよ。