mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

金ロー『思い出のマーニー』 2017年7月14日放送分 雑感 聞いていた話と違って普通に良作だった件。

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メアリと魔女の花』『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督作品。


物心ついた時には既に亡くなっていたマーニーお祖母ちゃん。
和彦さんという恐らく杏奈のお祖父さんと日露(英?)で国際結婚のち生まれたのが杏奈の母か父。
杏奈が両親の死に目に大事に抱えてた人形はマーニーっぽかったな。
セツおばさんや清正おじさん、彩香は中々いい人。マーニーの夢を見過ぎる杏奈の病気は深刻だった。
杏奈が気付いてなかったり理解してなかっただけで周囲は意外といい人ばかりなんだろうという話だったな。
マーニーお祖母ちゃんの幻影を追いかけて、孤独だったと思った自分が孤独じゃなかったと気付くみたいなの良いな。
絵描きの久子さんが語るマーニーお祖母ちゃんの正体は、両親からネグレクトを受け、使用人からもイジメられてたけど
幼馴染の和彦さんと結婚して絵美里ちゃんを産んでしばらくは幸せだったみたいだけど、後に和彦さんが亡くなり、彼女も病気がちになり、
娘はマーニー自身が経験したように子供をネグレクトしてたみたいで、結果グレて出奔、でも両親は不慮の事故でその後亡くなる。
結果苑子である杏奈を引き取ったものの、実娘を失ったショックで精神を患ってしまったマーニーお祖母ちゃんは次第に心をすり減らして亡くなったみたい。
孤児になった杏奈は施設へ。その後頼子おばちゃんに引き取られ現在に至ると。久子さんに話聞かないと中々分からん話だったな。
夢は正夢となる、か。面白いじゃんね。
頼子おばちゃんは義理の母親だけど、自分の出生が分かった途端、もう何も恐れる事は無いと涙する。決意は決まったみたいだね。
という感じの話だった。以前はビクビクしてて表情を顔に出せないでいたし精神を患ってたみたいだけど、良くなって良かったな。
義理の母親に対しても母と認める様になったし、良い感じで終わった。


これが何でボロクソに非難されてるんだろうな。
夏休みを利用して泊まった所は思い出のマーニーが眠る優しい土地柄だったと。ジブリのアニメーターをたくさん引き連れてジブリでない所で作ったと聞いたけど、よく見たらアニメーション制作にジブリってあったから、普通にジブリ作品だよな、これ。
単純に最近の若い子はこういうファンタジーを認められないちゃっちい性分なのかもしれないな。名作洋画『ゴースト/ニューヨークの幻』みたいな、何だかいい気分になれる作品だったな。個人的にはマーニーが人間関係に苦しむ杏奈の為に具現化というか実体化して杏奈の周りにはいっぱい発見があるし、家族や友人がいるでしょうと諭す様な雰囲気がたまらなく好きだったな。


まあテンプレアニメではあった。ありがちな何もなかった自分には思い出がたくさんあった。そして今まで気付かなかったけど今の自分にも家族がいるんだという安心感とか居心地の良さとか。家族がいる事が当たり前の人にはピンと来ないかもしれないなぁ。
いや僕も家族は最初からいるし、せいぜい祖父母が亡くなったなみたいな矜持しか持ってない。父親が亡くなった時に初めて父親の存在のデカさに気付かされてずっと見守ってくれてたんだなという感動を今更痛感しちゃう、そんな境地に至る。

とそこまで感動的なものじゃないのかもだけど、本作の主人公である杏奈にも同じ境地が出来たのかもしれないなと共感した次第なので、それが分からない人はこれからも分からないと思うな。