mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

ステラのまほうがNEW GAME!になれない理由について

ステラのまほうになくてNEW GAME!にあるもの


ゲーム作りのノウハウ。そして、人員。
この二つの要素が圧倒的に足りない上に素人に毛が生えたレベルの制作になるのでよほどネタが無い限り閉塞的でつまらないのだ。
後者が面白いのはそれに加えて業界のメリット・デメリット・あるあるが随所に仕込まれているから業界人でなくてもなるほどと感心させられるし、面白いを持続させる事ができるのである。
しかし、実際の所キャラクターデザインに問題があるように思う。
前者は後者に比べるとかなり落ち着いた感じのものだし、些か学校で行う部活の範疇なので外の世界にある苦しさといった弊害がないため、常に今いるキャラクターだけで動かさなければならず、ネタが尽きるのと同時にとてつもなく飽きを感じてしまうのである。
要はそうさせないゲーム作りを行わなければならないのに、そのアドバンテージが無い為にひたすら今いるキャラクターのチート能力やコネクションの使い倒しによって半ば強引にそれらしい形を繕う事になってしまうのである。
その一例が『少女たちは荒野を目指す』である。


ステラのまほうは1話を見る限り、NEW GAME!よりも荒野の系統がより強く出ている。それは素人だけで制作しようとする底の浅さに対する感動が薄いせいもあるだろう。一本だけ完成作品を出してこれに近いものを作る、この難しさがあまり理解され辛いきらいがあるように思う。例えば『冴えない彼女の育てかた』では、主人公は生粋の企画マンだし、加藤恵を除くヒロインが皆あらゆる業界においてハイスペックであるため素人制作に入っても一定以上の水準のゲームが製作できるだろうし、キャラクターデザインの良さもあり、面白いと感じられたのである。
一方荒野にはこれが無い、すなわち砂雪を除いて全員が素人に毛が生えた程度の実力であった。ヒロインの一人砂雪が業界人である兄のコネクションから様々な手段が取られているが、たった一人のハイスペックの為にチームが拗れてしまい不快を溜め捲るといった作品づくりも相俟ってそれほど面白いと感じられなかったのである。


これと同じ事がステラのまほうでも起ころうとしているのである。
そういう不安感は不信感に繋がり、更にその不信感からゲーム制作をエアプしたようになるのではという確信めいたものが現時点で持ててしまうのである。
主人公の本田珠輝が素人絵師にも拘らず漫画の模写をして更にブランクがあるにも拘らず一定水準の絵をしたためた事から、彼女は『けいおん!』の平沢唯の様なエアプ・舐めプを信条とした不快系ヒロインになる可能性を大いに秘めている。プログラマーの村上椎奈も厄介である。彼女は一人プログラマーであり、既に一作を完遂させている。例えデスマーチを乗り越えたとしても製品版レベルのゲーム一本をプログラマー一人でやり、更にその直前のシナリオ変更に対して半日で達成してみせるといった行為は原作者が正にエアプ状態を指しているとしか思えないのである。NEW GAMEは原作者が元ゲーム会社勤務だった事もあってあるある事情にも富んでいたものだが、こちらはこの時点で不安しかない訳である。
無論シナリオ担当の関あやめも危ない人物だと察せられる。彼女もすぐにシナリオを完成させてしまうタイプの人らしいが、ゲームシナリオと小説を何か履き違えていないか心配が膨らむ。最後に音楽担当の藤川歌夜は完全に円光してそう、もといこれまたエアプで有名なけいおん!の登場人物並のちゃらんぽらんさを覚える。普通ゲーム音楽は一日では完成しないのだ。もしかしたらどこかから盗作してる可能性もあるが、まさか?である。


といった具合に正直ステラのまほうには、NEW GAME!の様な期待が出来ないでいる。というか必ず失敗すると思う。
アニメ本編も淡々としているし、全体的にもさっとしていて淡白なノリで万人受けしない点などが挙げられる。
とにかくこの子はかわいい!という感情さえ起こらないので非常に微妙なアニメになる事間違いなし!である。
ゲーム作りに関して全く期待を持てないがとりあえず面白くなる事を求めたいと思う。そう、それは切実な願いでもある。


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