mouseionのブログ

アニメ感想中心だけど、たまーに色々考察します。

クロムクロ 24話 雑感 そもそも何故三角関係の構図が出来上がっていたのか問題

鬼(ゼル)やグラハム少佐のお願いを素直に聞いちゃうブシドーのソフィーさん。何だかんだ一番黒部研究所(正式には国連黒部研究所)の一員という意志が強かったといえる。しかし、考えたらジャケットで剣之介と三角関係を匂わせてた彼女が最もそれとは無縁になるなんて考えもしなかった。スタッフもまた中盤までの急接近が嘘みたいに恋愛沙汰にしなくなったし、何を考えてるんだろう。


この点については、2クール目から本格参戦のムエッタさんの登場も大きいように思う。いや元々敵陣営での登場、洗脳された雪姫説が濃厚だったから、剣之介とのランデブー(死語)もやりやすかったのは確かなので、そこから由希奈との三角関係に持ち込む事は明らかだった。だけど、PVとかジャケットとかでソフィーを由希奈のライバル役に据えてたのも事実で、もしかしたらミスリードを誘っていたのかもしれない。もしくは、三角関係と思わせておきつつ、実は初めから第三の主人公だったという流れだったのかもしれない。何せ、前半も後半も由希奈が単独行動が目立っていたし、単独といえば剣之介も多かった。そして後半から鬼や研究所の面々と関わるようになったソフィーが第三の主人公格と見られても何ら不思議でないように感じる。なるほど彼女はヒロインではなかったが、第三の主人公としてなら重要なファクターとしてその存在を重宝がられる役回りなのかもしれない。


ムエッタが本格参戦ないし由希奈たちに合流してからは鬼と共にする場面が多く、寧ろ由希奈たちから離れている対比的な場面も目立つようになった。また、自らをSAMURAIに見立てている事からも武士道を他二人に対して強調した部分もあった。また、長年の戦友である従者であったセバスチャンの死(生存フラグも同時に立ってた)を設定してそれを乗り越えてみせるという姿勢は正に主人公が挫折から立ち直る様であっただろう。
これらは恐らく第三の主人公としての色合いを強調させたものだったに違いない。
つまり、ソフィーはかっこいい。以上。



で、ここから本題。


フラグ立てをあえて連発する事で死亡フラグを回避するって逆張りパターンというのがある。
例えば、今回の剣之介の由希奈へのプロポーズが正にこれ。
まあ、ヒロインは最初から最後まで由希奈固定だったから、ありえなくない展開だったけど、お馴染み公開プロポーズで皆に笑われるというものだった点は、はるか昔キングゲイナーなどのアニメでお約束のパターンだった。だけど、個人的には非常に好きな場面である。


また、謎といえる事情がまだ残ってる。例えば、剣之介が由希奈または雪姫と何故クロムクロに承認されていたかという話*1、ムエッタとミラーサが何故最初から不仲だったのか、とかセバスチャンがあの状況からどうやって生還したのか、とかオペレーターが死んでたけどメインで死ぬの初めてじゃね?的なシーンを挟んだり、何故研究所が放棄されたままの状態だったのか、とかエフィドルグって実は無能集団じゃないの?とかそもそもあいつら全員滅ぼされた国のエースパイロットで蟲が入り込んだ状態つまり操られてるだけじゃないのかって話なんだけど、この辺はまだ解決されたとはいえない。


どうでもいいけど、次回予告とそのBGMののほほん感のせいで全然恐怖の余韻を感じさせない辺り、ホントこのアニメは一体何を目指してるのか考えてしまう。

*1:実は回想で契約を結ぶ的な内容があったものの、雪姫の話(生存戦略的な意味で)が曖昧なためあやふやになってしまった感がある。ヴァルヴレイヴ的な構造というのは後に判明したが、そもそもどうして雪姫がこれの存在を知っていたかという最大の謎が残る。